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VBインターフェースのレコード機能について教えてください。

回答
scFLOWpreを立ち上げてからの操作履歴(ヒストリー)は、ホームフォルダのVBSファイル
(*.vbs)に記録されています。操作履歴が書き込まれるVBSファイルの名前とホームフォルダの
場所はscFLOWpreを立ち上げた際にメッセージウィンドウで確認することができます。
 
また、以下の手順により、特定の操作内容をVBSファイルとして保存できます。
 
1. scFLOWpreにおいて、[ファイル]-[VBスクリプトのレコード開始]をクリックします。
 
No00427_1
 
2. ファイルの保存先を決めるダイアログが開きますので、操作履歴を記録するVBSファイル名
とその保存先を指定します。
3. scFLOWpreにて作業を行います。
4. 履歴を残したい作業が終了したら、[ファイル]-[VBスクリプトのレコード停止]をクリックします。
 
No00427_2
 
以上で、3の操作履歴を記録したVBSファイルの作成が完了します。
操作履歴を記録したVBSファイルをscFLOWpreにて読み込むことで、記録した操作を
再度実行できます。scFLOWpreにてVBSを実行する手順は以下の通りです。
 
1. scFLOWpreにおいて、[ファイル]-[VBスクリプトの実行]をクリックします。
 
No00427_3
 
2. [VBスクリプトの実行]ダイアログにおいて参照&実行をクリックした後、
ファイル選択ダイアログにおいて実行したいVBSファイルを選択します。
 
No00427_4
 
以上で、選択したVBSファイルに記録された操作内容が実行されます。
 
VBSファイルはメモ帳などのエディタでその中身を確認したり直接編集することができます。
Preから出力したVBSは、新たな自動化プログラムを作成する際の下地としたり、
VBインターフェース(VBI)のプログラミングの参考とすることができます。
また、VBSのプログラムはほぼそのままExcelのマクロ機能(VBA)に転用できるため、
ExcelとPreを組み合わせるような自動化システムの構築にも活用することができます。
 
※ VBSによるレコード機能はV14より追加された機能となります。