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scFLOWにて、八分木モデル作成後メッシュ作成時に干渉面が生じてしまいました。 干渉面を確認したいのですが確認する方法はありますか?

scFLOWにて、八分木モデル作成後メッシュ作成時に干渉面が生じてしまいました。
干渉面を確認したいのですが確認する方法はありますか?
  • 干渉面が検出されてメッシュ作成に失敗したとき、干渉面の位置を確認する方法をご説明いたします。
     
    干渉面によるメッシュ作成失敗時には、干渉面が選択状態になっています。
     [メニュー] - [表示] - [選択面にフィット(モデル)]
    で選択された干渉面に視点をフィットできます。
     
    干渉面が生じてしまう原因はモデル形状に対して、適切なサイズ/粗密のオクタントが配置されていないことが多くのエラーの原因です。
    その場合以下の対応などが必要となります。
     ①干渉面周辺のオクタントを細かくする
     ②干渉面周辺の形状を簡略化する
     
    表面メッシュ作成時に干渉する面が発生した場合、①を自動で行いメッシュを再作成する機能もございます。
     
    以下こちらの設定方法もご紹介いたします。
     
    メッシュ作成前に[メッシュ設定]‐[その他パラメータ]‐[詳細設定]を選択し、[メッシュパラメータ]-[表面メッシュ]を選択すると[表面メッシュパラメータ]ダイアログが表示されます。
    ダイアログの[干渉面の除去]-[除去を試みる]にチェックし[八分木の再分割を許可]をチェックすると干渉面を取り除く処理が実行され、干渉面が除去しきれない場合にその部分の八分木をより細かく分割して表面メッシュの作成を再度行います。
    このとき、干渉面が発生しているオクタントだけでなく、その近傍のオクタントも再分割します。
    [再分割の範囲]では、この近傍の度合いをオクタント数で指定します。
    また、[最大再分割回数]では、八分木の再分割を行う最大回数を指定します。
     
    ただ、上記の設定でも干渉面を除去しきれない場合がございます。
    その場合、②のようにモデル自体を変更/修正するなどの対応を行ってください。