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伸縮メッシュと不連続接合の併用手順について詳細が知りたいです。

ScFLOWにて二つの物体がすれ違うような場合に伸縮メッシュと不連続接合を併用したいのですが手順が分かりません。現状で不明な点を以下に挙げます。
・部品コントロールで「回転(不連続接合)」にチェックを入れる必要があるのか
・接合面に対する設定の方法
・掃引​メッシュの作成方法と掃引メッシュ同士の不連続接合に追加設定のようなものがあるのか
以上解決策を教えていただきたいです。​
  • 1番目と2番目に質問のの回答になるかと思いますが、チェックは入れても入れなくてもどちらでも良いです。
    チェックすることで自動で不連続接合面を検出してくれるというメリットがありますが、チェックしないでも不連続面を登録して、「条件設定」ー「解析タイプ」で要素移動、不連続接合にチェックを入れて、各設定を行っても良いと思います。
     
    3番目の質問ですが、
    以下、掃引1.png 掃引2.pngのように予め掃引を行う領域を部品として用意することで可能です。面領域に不連続接合の設定も、「条件設定」-「不連続接合」で可能です。
     
      scFLOW ユーザーズガイド リファレンス(プリ)編の[条件] - [メッシュ設定] - [掃引メッシュ部品の指定]も参照、確認しましょう。
     
    個人的には要素移動+不連続接合よりは重合格子を使った方が簡単だと思います。
    まずは部品コントロールで「回転・平行移動(重合格子)」にチェックをTRYしてみることをお勧めします。
    例題26.1 ストローク自動計算 をトレースすることで設定の参考になるかと思います。
  • ご回答いただきありがとうございます.不連続接合のパターンはいくつか試してみましたがどれも失敗となってしまいましたのでもう少し設定を見直したいと思います.(一応解析手法編の不連続接合の項にある図9-3を参考にしています)
    一方,お勧め頂いた通り例題26.1を参考に重合格子を利用することで解析自体はできました.​接合面を一つ一つ設定するより遥かに簡単に設定ができました.ありがとうございます.