STREAM V14.1で学校教室の自然換気についてシミュレーション(定常解析)を行っており、教室の天井部分である解析領域面に空調機部品(天カセ4方向)を設置しています。その際に、エアコンの吹出口から出る空気について、拡散物質（本シミュレーションでは二酸化炭素としています。）の濃度を設定することは可能でしょうか。

Question

【補足】

１「解析選択」で、「拡散」をオンにする。

２「拡散」-　「濃度の単位」を「任意」とする。

３「拡散」-「拡散物質」で二酸化炭素を拡散物質として追加する。

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以上の設定のほかに、流れ境界や発生条件での濃度設定は行っています。

しかし、エアコンを導入すると結果の濃度がかなり低くなってしまうため、質問させていただきました。

Attached Files (1)

解析モデル.pdf

Chuel-Ho.Kim · Accepted Answer

プリに標準で用意されている空調機部品として

天カセ４

天カセ２

壁掛け

床置き

がありますが、これらに拡散物質の設定はできません。

従って、これらを使うと吹出面から​濃度０の空気が吹き出すことになります。

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ただし、これら標準で設定できない様々が空調機の設定が、空調機（カスタム）を使うことで可能になります。

空調機に関してはプリの「条件ウイザード」ー「解析選択」内のチェックボックス’空調機セット’の横にある「？」ボタンに説明がありますので確認してください。

空調機（カスタム）は、自分で空調機の部品モデル（属性は障害物）と​吹出口、吸込口の面領域を作成し、カスタムの空調機能力を非定型スクリプト機能を使って設定します。

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空調機（カスタム）を使うと、空調機の制御運転や拡散物質の扱いなど標準の空調機部品では設定できない様々な設定が可能です。

​温度制御した例として空調機（カスタム）を使用した例題がありますので学習しましょう。例題18.3 [ST] 空調機能力の制御

また、Cradleユーザーズページに「よくあるご質問」があります。ここでキーワード’空調機’で検索をかけると様々な空調機（カスタム）の例を参照することができます。

拡散物質を追加したサンプルとしてID00358　空調機のサンプル：拡散物質の追加[発生]/削除[フィルター])(スクリプト機能)　がありますのでこれも学習しましょう。

なお、MSC SimCompanionサイトの日本語ページの右下に「CradleCFDユーザーズページ」のリンクがあります。

以上、参考にしてください。

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