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STREAM14.1で、教室内の児童一人が1回咳をすると仮定し、 空調方式の違いで粒子の挙動がどう変化するのかを検討したいと思っています。 一度に発生する粒子は3000個で、質量をもたないものとします。 人間の口をパネルで作成し粒子発生領域面としています。 設定条件の具体例をお教えいただければと思います。 また、非定常時の収束判定の方法もお教えいただきたいです。

STREAM14.1で、教室内の児童一人が1回咳をすると仮定し、
空調方式の違いで粒子の挙動がどう変化するのかを検討したいと思っています。
一度に発生する粒子は3000個で、質量をもたないものとします。
人間の口をパネルで作成し粒子発生領域面としています。
設定条件の具体例をお教えいただければと思います。
また、非定常時の収束判定の方法もお教えいただきたいです。
  • 粒子条件の設定法に関しては 例題7.1 [ST] 質量を持った粒子と水の相互作用 に詳細がありますのでこれを学習しましょう。本例はタイトルにあるように質量を持った粒子を扱ったものですが、粒子設定法の学習に適しています。一通りそのままトレースしましょう。
     
    また、本例では粒子発生領域に粒子条件領域が使われていますが、パネルを生成面にしたい場合は、パネル作成後、その属性を粒子条件領域面にして「粒子生成」タブで生成粒子数を決めてください。
     
    また、質量をもたない粒子の設定としては「条件ウイザード」-「粒子」で’粒子のタイプ’に’マーカー粒子’を選択し、「一定間隔生成」ボタンで生成サイクルを決めるだけになります。その他、沈降速度などは特に設定不要です。
     
    後、非定常解析での定常判定ですが、プリ上では非定常解析で定常判定は設定できません。方法としては少々泥臭いですが、幾つかの任意点の変数(速度や圧力)の時系列データを取って、それをポストでグラフ化して、そのデータの時間変化がなくなったことを解析者が判定したり、または十分計算を進行させた異なる2つのサイクルの速度や圧力の分布をポストで比較して、変化が無くなっていることを確認したりします。
     
    以上、参考にしていください。