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寒中コンクリートの採暖養生をシミュレーションしていますが予想より温度が上がらず、2点質問させてください。 ・熱出力35kw、吹き出し量13m3/hのジェットヒーターを使用しています。部品(直方体)で立方体を作って属性を条件領域面にし、部品面登録して面発熱設定し、背後に平面ファンを配置して熱風を噴出させています。他に方法があればご教授ください。 ・壁面と屋根面の養生囲いに白シート(厚さ0.3mm)を使用していますが、直方体で作図する場合とパネルで作図する場合の違いについてご教授ください。

寒中コンクリートの採暖養生をシミュレーションしていますが予想より温度が上がらず、2点質問させてください。
・熱出力35kw、吹き出し量13m3/hのジェットヒーターを使用しています。部品(直方体)で立方体を作って属性を条件領域面にし、部品面登録して面発熱設定し、背後に平面ファンを配置して熱風を噴出させています。他に方法があればご教授ください。
・壁面と屋根面の養生囲いに白シート(厚さ0.3mm)を使用していますが、直方体で作図する場合とパネルで作図する場合の違いについてご教授ください。
  • 使用しているソフトウェア名と、どのような解析となっているのか?イメージ図などあれば助かります。
  • お世話になっております。ソフトはSTREAMです。イメージですが添付の左が温度、右が風速ベクトルのポスト画像です。​白シートで養生囲いを作り内部をジェットヒーターで温めています。外気温‐10℃、外部風速2.4m/s、養生目標温度は5℃の設定です。よろしくお願いいたします。

    Attached Files (1)
  • 面発熱ではなく、吹き出し条件として外部温度を設定するのが良いと思います。
    ​外部温度(℃)= 熱出力/(流体密度・定圧比熱・体積流量)で、798℃くらいになると思います。
    当然ですが、単位は合わせ計算しててください。
    後、​パネルと直方体の違いですが、空間の大きさに比較してかなり薄いので伝熱パネル(熱物性を与えたパネル)で良いと思います。直方体でもいいのですが、その厚みのメッシュを作ることになるので、かなり薄いメッシュができ、その場合は、接する流体メッシュも細かくする必要があるので、メッシュ数が多くなります。
    シートの厚み方向の温度分布が知りたい場合は、直方体で作る必要がありますが、単なる熱抵抗体としての存在で良いなら​パネルでいいと思います。
    以上、ご参考まで。​
  • 失礼しました。先に回答しました外部温度の回答は忘れてください。問題の理解が不十分でした。
    改めて、風量13m^3/h で、能力が35 kWのジェットヒータ―のモデル化の方法を以下に示します。
    このモデル化として、STREAMの「空調機モデル」が使えると思います。
    空調機を直方体などの障害物として作成し、空調機に対する吸込み、吹き出し風量を設定し、
    その空調機能力を指定します。冷房も暖房も可能で、ジェットヒータも空調機として作成し、
    暖房として設定すれば実現できます。
    添付ファイルは空調機モデルのイメージです。
    空調機モデルを使用した例題もあります。
    例題2.2 [ST/HD] 空調された室内のPMV分布 (ユーザーズガイド 例題編)
    サンプルデータのインストールが完了している場合は、以下にcabファイルもあります。
    C:\Users\<ユーザーアカウント名>\Documents\Cradle\Stwin2023\Samples\Exercise\Function\exA02-2
    この例題では、室内に設定されたエアコンに空調機モデルが適用されており、暖房運転の設定になっています。
    この例題のケースAでは、吸込み、吹き出し風量;450 [m3/h]、運転タイプ;暖房、最大能力;1000[W]
    の空調機が設定されています。
     
    この例題と同じように、ジェットヒータを空調機モデルとして作成し、
    吸込み、吹き出し風量;13 [m3/h]、運転タイプ;暖房、最大能力;3500[W]
    を設定すれば、その空調機は、想定しているジェットヒータ―として機能すると思います。
     
    以上、ご参考まで。