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解析途中に生じるインサイドアウト要素について

Marc2019にて、複数接触体の動的過渡解析を行っているのですが、解析初期(AutoStepの2インクリメント目)​にてインサイドアウト要素が生じたことによるエラーを確認しております。おそらくそのことに起因すると思われる収束エラー(終了番号3015)にて解析が失敗している状況です。
解析前の要素チェックではインサイドアウト要素は確認できず、「技術情報ID:KB8001768」にて​推奨されたSWEEPによる重複エンティティの除去作業や、RENUMBERによるリラベリング作業をあらかじめ実施しておりましたが改善が見られませんでした。
改善方法や原因についてご教授頂ければ幸いです。​
解析の特記事項は以下の通りです。
・​接触体は摩耗と摩擦を考慮した通常鉄の特性とし、NodetoSegment理論を使用
・メッシュ分割後、Marcにてさらに接触位置の要素再分割を実施
・解析オプションは微小ひずみ(大回転)、​陰解法はシングルステップフーボルト
・接触体は3つから構成されており、2つには境界条件を与え、その2つに接触し引っ張られる状態の接触体は拘束条件を与えておりません
以上よろしくお願いいたします。​
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  • 上記問題が解決したので共有します。
    今回は、静解析を行った後にその応力状態とひずみを初期条件として与えることで、動解析を実施することで、インサイドアウト要素によるエラーを回避しました。
    確認していませんがそのほかの解決策として、動解析にて要素のゆがみ(インサイドアウト)が生じる場合は急峻な荷重の付加の回避や、​変位増分の物理クライテリアの設定等が有効だと思われます。
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  • 上記問題が解決したので共有します。
    今回は、静解析を行った後にその応力状態とひずみを初期条件として与えることで、動解析を実施することで、インサイドアウト要素によるエラーを回避しました。
    確認していませんがそのほかの解決策として、動解析にて要素のゆがみ(インサイドアウト)が生じる場合は急峻な荷重の付加の回避や、​変位増分の物理クライテリアの設定等が有効だと思われます。
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