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Mentatで結果処理をする際に用いる「外挿」の「線形」「並進」「平均」はそれぞれどんな意味で、どういった場面で使用するものでしょうか。

  • 回答が遅くなり、大変失礼しました。
    Hexagon (MSC Software)テクニカルサポートの佐々木です。
    コンター図を描くときに、Mentatでは節点における結果量をもとにします。
    応力、ひずみは節点ではなく要素内部にある積分点で計算し、結果を出力します。​
    Mentatではポストファイルから結果を読み込んだときに積分点での値を元に節点値を計算します。
    そのときの方法が​「線形」、「並進」、「平均」です。
    それぞれの方法については、Mentatのコンテキスト(中央ボタン)ヘルプ​をご利用ください。
    scalarPlotSetting2
    スカラープロット設定メニューの「外挿」ボタンにマウスポインターを合わせ、マウスの中央ボタンをクリックします。ヘルプブラウザが立ち上がり、「外挿」のヘルプを参照することができます。
    extraPolateHelp-jp
    図はMentat 2023.1の日本語ヘルプのスクリーンショットです。
    Mentatの日本語ヘルプは​
    記事番号:000033185
    Mentat 2023.1 日本語ヘルプリファレンス, チュートリアル, スタンダードユーザープラグインコレクションのヘルプ
    で入手できます。
    Mentat 2018.1から日本語ヘルプが利用可能です。SimCompanionで入手できます。
    上記記事の末尾に関連記事として、リンクがありますので、ご利用のMentatのバージョンに対応する日本語ヘルプをダウンロードしてご利用ください。​
    以下、Mentat 2023.1日本語ヘルプからの引用です。
    線形(Linear) 
    キーボードコマンドシーケンス post_extrap_linear 
    要素の重心における値を積分点値の平均として計算し、この値を重心から積分点を経由して節点まで線形に外挿します。この方法がデフォルトです。 
    並進(Translate) 
    キーボードコマンドシーケンス post_extrap_translate 
    各積分点の値を対応する節点にコピーします。 
    平均(Average) 
    キーボードコマンドシーケンス post_extrap_average 
    全ての積分値の平均を計算し、それを節点に割り当てます。​