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2つの接触体間の摩耗解析を行う場合、接触体の定義する順番によって結果が変わるのか?

 現在Marc2016.0.0にて、同じ形状と物性値を有した2つの接触体の摩耗解析を​行っています。実際には異なりますが具体的には、直行するように連結されたドーナツ状のリングの片方に荷重を作用させ、もう片方を回転させて接触部に摩耗を生じさせる解析となります。
 垂直応力と相対滑り速度から摩耗量が算出されることから、2つの接触体の​摩耗量が同じとなることが推察されたのですが、異なる結果が得られました。
 そこで、調べたところSimcompanionにて技術情報 ID  KB8006260 「接触される側の面(辺)を構成する節点においては、現在の仕様では正しく摩耗を考慮することはできません。」という情報を見つけました。記事の掲載時期が古かったため現在もこの問題が生じ得るのかわかりません。
 以下の3つについて教えていただけるとありがたいです。
1.接触する側と接触される側で摩耗量が異なる問題の有無
2.接触する側とされる側の定義は接触体の定義する順番で決まるのかどうか
3.1の問題がある場合の解決方法​
 以上よろしくお願いいたします。
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