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オイルシール(ゴムと金属の複合品)の加硫成型離型時に ゴムリップの根元に亀裂が発生します。原因は無理抜きですが どういった形状であれば亀裂が発生し また 発生しないのかを解析で確認したいのですが・・・応力やひずみの最大値を比較してみましたが それらが大きくても(現物で)亀裂が発生しないものや 小さくても発生しているものがあり整合性が取れない状況です。おそらく 応力やひずみの最大値だけで判断できないのではないかと思われますがどういったパラメータを亀裂発生有無の判断にすれば 整合性が取れるでしょうか?

オイルシール(ゴムと金属の複合品)の加硫成型離型時に ゴムリップの根元に亀裂が発生します。原因は無理抜きですが どういった形状であれば亀裂が発生し また 発生しないのかを解析で確認したいのですが・・・応力やひずみの最大値を比較してみましたが それらが大きくても(現物で)亀裂が発生しないものや 小さくても発生しているものがあり整合性が取れない状況です。おそらく 応力やひずみの最大値だけで判断できないのではないかと思われますがどういったパラメータを亀裂発生有無の判断にすれば 整合性が取れるでしょうか?
  • お問い合わせいただきありがとうございました。
    亀裂が発生する現象は、一般にさまざまな条件が重なって起こる場合がほとんどなので、実験においても再現が難しい場合も​多く、それを反映して解析で応力、ひずみなど特定の値を追っても現象の解明に繋がらない場合があります。
    あくまで一般論ですが、矩形など単純な試験片で確実に亀裂が発生する​ような実験ができれば、理由が判明する場合も多いと思います。亀裂が発生する直前の形状などが解析で再現できている場合には、応力、ひずみなどの成分、あるいはその他それらから計算した量を調査して、特徴的な値が出ているものがないかを検討することになると思います。
    また、無理に抜いていることが原因であれば金型形状などの最適化により、解消できる場合もあるかもしれません。​
    いずれにせよ、原因の解明は実際の実験、あるいは製品の​亀裂生成を実際に拝見しないと解明できないと思われます。大変お手数ですが、実験の再現などは通常のサポートではなく、有償で対応させていただいております。担当営業までご相談いただけますと幸いです。
    その他ご不明な点がありましたら、ご相談ください。​
  • hiroshi.watanabe様
     
    ご回答頂き ありがとう​ございます。
    やはり 有償のサポートでないと 対応は難しいですよね。
    検討してみます。
  • ご検討いただきありがとうございます。
    最大のポイントは実験での再現性にあると思われます。今回は経年劣化、オゾン劣化などして​亀裂が生じるのではなく、金型からの離型時に起きているので、加工時に生じている残留ひずみなどが原因になっている可能性もあります。大変申し訳ありませんが、問題の切り分けができていないと、通常のサポートでの対応は難しくなり、有償サポートでの対応とさせていただきたく存じます。ご検討いただき、ご不明な点がありましたら、ご連絡いただきたく存じます。
    よろしくお願いいたします。